福井県大野市での子育て支援事業の取り組み

 福井大野モラロジー事務所(福井県大野市)では、大野市が行政・学校・事業者・地域・家庭が一体となって取り組んでいる「大野市子ども・子育て支援事業計画」に賛同し、6年前から子育てサークルを立ち上げ、地元の子育てを支援する活動を継続して行っています。
 令和4年度は、約10名のスタッフで「家族で育てたそばで、おろしそばを食べよう!」を企画・運営し、8月から11月にかけて4回シリーズで開催しました。事務所会員が近隣への友人へお声掛けし、口コミなども広がって、計15組の家族(親子約30名)にご参加いただきました。
 1回目の陶芸体験では、そばを食べる皿と器やオブジェなどを自由に作成。2回目は、絵本『からすのそばやさん』の読み聞かせや、畑に立てる名前のプラカードづくりとそばの種蒔き。3回目は約70日かけて育てたそばの実の刈り取り・脱穀・とうみがけ(種と不要なものを分ける選別作業)の収穫体験。最後の4回目は、収穫したそば粉をこねて延ばして、そば打ちを楽しく体験し、作ったそばは新型コロナウイルス感染防止のためお持ち帰りいただきました。
 全4回のそばづくり体験を通して、食物を大切にする心や、自然の尊さを学ぶ機会となり、たいへん好評をいただきました。(R05.01.20)

大野市子ども・子育て支援事業計画