モラロジー道徳教育財団の社会教育活動・社会貢献活動と全国の維持員の活動をご紹介します。
全国500のモラロジー事務所を拠点に、維持員がさまざまに活動を展開しています。
このコーナーでは各地における活動の様子をお知らせします。
第3回『あぐりの学校2023』田畑と心をたがやそう~稲刈りと芋ほり体験を開催
10月15日、当財団の淡海湖西生涯学習センター(滋賀県高島市)において、「農業体験学習『あぐりの学校2023』田畑と心をたがやそう!!」を開催。この「あぐりの学校」は、滋賀県モラロジー協議会のメンバーが中心となり、企画運営を行っている活動です。
今年度3回目の活動となった今回は、地元滋賀県を中心に京都府や大阪府から、園児や小・中学生の子供と保護者やスタッフなど約100名に参加いただき、芋ほり体験と収穫祭を行いました。
5月に稲と一緒に植えたさつま芋は猛暑が続いた夏を乗り越え大きく育ってくれていました。雨上がりの畑で泥にまみれながら、大人も子供も夢中になって、大小さまざまな芋を掘り起こしました。昼食は、芋ご飯、芋のつる、芋サラダなど、さつま芋をふんだんに使ったメニューで、参加者の心もお腹も満たしてくれました。


沖縄県宮古島で生涯学習セミナーを開催
ならびに中学校道徳授業を支援
9月24日、沖縄県宮古島において2回目となる生涯学習セミナーを開催。約30名の方々が参加され学びを深めました。(会場:JTAドーム宮古島、運営:沖縄モラロジー事務所、後援:文部科学省)
「豊かな人生とは ~よりよい人間関係をつくるには~ 」をテーマに、生涯学習講師(沼野文子講師)が、実体験や事例を交えながら、人を生かす心づかいと日々の実行を続けることの大切さについて講義。その様子が地元の『宮古毎日新聞』(9月25日付)で取り上げられました。
また、それに先立つ9月22日には宮古島市立上野中学校の道徳講話において、同講師が「道徳を考える月刊誌『ニューモラル』648号」を題材として「やる気を育む」をテーマにお話しし、中学1年生や教職員など約50名が耳を傾けました。

宮古島での生涯学習セミナーの様子

宮古島市立上野中学校・道徳講話の様子
地域と協力し「たかとりクリーンウォーク」を実施
令和5年9月16日、奈良県の大和高取モラロジー事務所主催(後援:高取町教育員会)にて「第5回たかとりクリーンウォーク」を開催しました。
「未来へつなごう、人とまち」をテーマに、自然や地域の方々との触れ合い、住む町の未来のためにゴミ拾いの習慣をつけて欲しいとのねらいでイベントを企画し、高取町の広報誌でも広く参加を呼び掛けました。地域の社会福祉法人にも賛同とご協力をいただき、当日は気温30度を超える真夏日でしたが、親子連れなど48名の参加となりました。
参加者全員が一丸となって活動に取り組み、ゴミ拾いの習慣と町を綺麗にする大切さと喜びを感じていただくとともに、ビンゴ大会を盛り込んで、子供たちへのレクリエーションや交流の時間も設け、笑顔あふれるイベントとなりました。



岐阜県教育委員会より岐阜県モラロジー協議会・女性クラブへ感謝状
岐阜県モラロジー協議会・女性クラブは、平成27年より岐阜県内の支援学校への図書の寄付を続けてきており、本年3月14日に岐阜県立長良特別支援学校へ図書の目録を寄贈いたしました。
この度、岐阜県教育委員会より、これまでの岐阜県の特別支援教育の発展向上への貢献に対して感謝状が贈呈されました。

左より、
兒玉哲也・岐阜県教育委員会特別支援教育課課長
広井隆司・岐阜県立長良特別支援学校校長
田口弥生・岐阜県モラロジー女性クラブ会長
多田琴子・岐阜県モラロジー女性クラブ副会長
兵庫県で「家族への思いを届けようプロジェクト2022」表彰式を開催
大切な家族へ伝えたいメッセージを、兵庫県下の小学生から高校生を対象に募集をした「家族への思いを届けようプロジェクト2022」の表彰式が、2月26日に兵庫県民会館で行われました。(主催:兵庫県モラロジー協議会、後援:兵庫県、兵庫県教育委員会、公益財団法人兵庫県青少年本部、兵庫県青少年団体連絡協議会)
家族のきずなを深める取り組みとして今年で14回目。コロナ禍の影響で3年ぶりの開催となった今回の表彰式は、20,765通もの応募がありました。当日は約70名の入賞者が、家族とともに表彰式に参列。兵庫県知事賞や県教育長賞をはじめとした各作品が映像で紹介され、BGMで流れるオルゴールの音色のように、会場が優しく温かな空気に包まれました。
寄せられた作品は、「私はお父さんとお母さんのもとに生まれてとても幸せです」「お母さんが大変そうにしているから心配。お母さんのことを助けられる存在になりたい」など、自分を育ててくれたことへの感謝の言葉や、家族に対する心づかいや思いなどがつづられていました。
令和4年度は全国81会場で行われた家族のきずなエッセイ募集事業。この兵庫県モラロジー協議会の取り組みの特徴は以下の通りです。
・全校児童生徒の95%以上に応募いただいた学校には、毎年、後援の公益財団法人兵庫県青少年本部から「学校奨励賞」が贈られること(令和4年度は県内45の小中学校)
・応募総数が10年前と比べて約8倍となったこと
・応募作品を家族のもとにお届けする際に家族からお子さんへの返信ハガキを同封する取り組みもあること
・表彰式の運営を青年が中心となって行う伝統があること
赤松和哉実行委員長は「3年ぶりの開催となりましたが、教育委員会や各学校の変わらぬご支援のおかげで、道徳の授業の時間などでも積極的にご活用いただき、たくさんご応募いただけたことが大きな喜びです」と語られました。



作品を映像で紹介

実行委員会の皆さん(前列右が赤松和哉実行委員長)
野菜提供で岐阜県大垣市の「子ども食堂」をサポート
大垣モラロジー事務所(岐阜県大垣市)では、令和4年7月から社会貢献活動として、大垣市内3カ所の子ども食堂に野菜を提供しています。地域の子ども食堂は、子供や子育て世代だけに限らず多世代が集る交流の場となっており、地域の活性化や高齢者の孤食の防止などの機能も期待されています。
「地域の子ども食堂に必要な物を聞きに伺ったところ“野菜”と言われ、それからは定期的に野菜をお届けしています」と話す大垣モラロジー事務所の廣瀬由起子代表世話人。事務所の入り口に設置された「お野菜回収ボックス」には、続々と野菜が持ち込まれ、味噌汁やカレーなどの材料となって子供たちに提供されています。
廣瀬代表世話人は「子ども食堂に行くと、受付の女子中学生たちが元気に出迎えてくれて、こちらもパワーをもらっています。現在では、事務所メンバーによる将棋教室や読み聞かせも行っており、これからも地域の方々との交流の機会を積極的につくっていきたい」と述べました。(R05.02.15)


福井県大野市での子育て支援事業の取り組み
福井大野モラロジー事務所(福井県大野市)では、大野市が行政・学校・事業者・地域・家庭が一体となって取り組んでいる「大野市子ども・子育て支援事業計画」に賛同し、6年前から子育てサークルを立ち上げ、地元の子育てを支援する活動を継続して行っています。
令和4年度は、約10名のスタッフで「家族で育てたそばで、おろしそばを食べよう!」を企画・運営し、8月から11月にかけて4回シリーズで開催しました。事務所会員が近隣への友人へお声掛けし、口コミなども広がって、計15組の家族(親子約30名)にご参加いただきました。
1回目の陶芸体験では、そばを食べる皿と器やオブジェなどを自由に作成。2回目は、絵本『からすのそばやさん』の読み聞かせや、畑に立てる名前のプラカードづくりとそばの種蒔き。3回目は約70日かけて育てたそばの実の刈り取り・脱穀・とうみがけ(種と不要なものを分ける選別作業)の収穫体験。最後の4回目は、収穫したそば粉をこねて延ばして、そば打ちを楽しく体験し、作ったそばは新型コロナウイルス感染防止のためお持ち帰りいただきました。
全4回のそばづくり体験を通して、食物を大切にする心や、自然の尊さを学ぶ機会となり、たいへん好評をいただきました。(R05.01.20)


兵庫県より団体と個人が表彰されました(兵庫県モラロジー青少年団体連絡協議会)
12月20日に、兵庫県モラロジー青少年団体連絡協議会へ、兵庫県青少年本部から感謝状が贈呈されました。これは、青少年育成活動を支えるために創設した「ひょうご子ども・若者応援団」に対しての長年の協力と、財団発行の『心を育てる紙芝居』の寄贈に対するものです。
また同日、子どもの未来を考える「未来づくり応援事業」全県セミナー2022(主催:兵庫県、公益財団法人兵庫県青少年本部)が神戸市の兵庫県民会館で開催されました。セミナーの中で行われた兵庫県青少年本部表彰の表彰式において、今年度の青少年育成者「指導者の部」で、谷藤健夫さん(兵庫県モラロジー協議会青年担当)が表彰されました。

上田賢一・兵庫県青少年本部理事長(左)
前田常務理事(中央)
赤井和行・兵庫県モラロジー青少年団体連絡協議会会長(右)

谷藤健夫さんが表彰

兵庫県青少年本部 表彰者
大船渡市役所より愛知県モラロジー協議会へ感謝状
愛知県モラロジー協議会は、岩手県大船渡市へ東日本大震災の復興支援金を10年間にわたり毎年お届けしてきました。今回、大船渡市が市制施行70周年記念にあたり、大船渡市役所から感謝状が贈呈されました。(令和4年10月13日付)
また、その様子が、広報大船渡 市制70周年記念特集号(P22)に掲載されました。
「家族のきずな」エッセイ入賞・入選作品の展示のご案内
令和4年度「家族のきずなエッセイ」の入賞・入選された作品を、協賛企業等のご協力をいただき、令和4年11月より順次展示しております。
大規模な断水被害に対して支援活動を実施しました(静岡市清水区)
この度の台風15号の被害により、被災された皆様に
心よりお見舞い申し上げます。
台風15号の影響で記録的な大雨が続いた静岡県静岡市清水区では、9月24日、6万3000世帯に大規模な断水被害が発生しました。
このため、9月26日、モラロジー道徳教育財団ならびに静岡県内の各モラロジー事務所は、地元から支援物資の要請があった「一般社団法人 静岡市清水歯科医師会」へ飲料水2ℓ×6本入りを110ケースと500㎖×24本入りを10ケース、また「社会福祉法人 静岡市しみず社会福祉事業団」へ飲料水500㎖×24本入りを90ケースほどお届けいたしました。
9月28日には、静岡市市長公室より、静岡県モラロジー協議会ならびに静岡市清水東モラロジー事務所へ、支援に対する御礼の言葉をいただきました。
なお、清水市では、10月5日までにすべての断水の全面復旧をめざして取り組まれています。
今後とも被災地の一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。

一般社団法人 静岡市清水歯科医師会には2ℓを110ケース・500mlを10ケース贈呈

社会福祉法人 静岡市しみず社会福祉事業団には500mlを90ケース贈呈

静岡市清水東モラロジー事務所へ静岡市市長公室 秘書課より、支援に対する御礼のお言葉をいただきました
『ニューモラル』特別号を結城市に贈呈
令和4年8月22日、茨城県結城市役所に『ニューモラル』特別号を寄贈。結城市役所を通じて市内の小学校5・6年生全員および中学校全生徒、教職員に配布いただきました。
毎月、市内の小・中学校に『ニューモラル』を寄贈し、年に一度発行される特別号は、小・中学校で広く活用されています。
寄贈時の様子は、結城市の広報誌でも紹介されました。

小林栄結・結城市長(右)と秋葉尚正・結城モラロジー事務所代表世話人

結城市の広報誌にも掲載
船橋市の小学校からお礼が寄せられました
令和4年8月1日、船橋市の市立小学校から、当財団による図書の寄贈(財団発行の絵本と紙芝居)に対してお礼が寄せられました。
児童たちからの感想が綴られたものや、図書委員によるお勧めのポイント紹介、高学年による低学年への紙芝居の実演のようすなど、たくさんの感謝の思いをいただきました。
たつの市へ財団発行の絵本と紙芝居を贈呈
令和4年6月28日、兵庫県たつの市役所に「絵本」150セットを寄贈し、7月4日には、山本実市長より廣池理事長名の感謝状をいただき、前田道弘常務理事が代理で受け取りました。絵本は、市内全小学校の3年生から6年生の各クラス学級文庫に配置され、活用されています。
他にも近畿地方では、大阪生野・泉佐野・大和郡山などの各事務所が、行政や小学校のニーズに合わせて道徳教育を支援する一助として「絵本」を寄贈しています。
船橋市へ財団発行の絵本と紙芝居を贈呈
令和4年6月8日、船橋市役所において、当財団発行の絵本『親子で学ぶ偉人物語』と3種類の『心を育てる紙芝居』各55冊を、船橋市役所・教育委員会を通じて市内の全ての市立小学校55校へ贈呈する寄贈式が行われました。
松戸徹市長より廣池幹堂理事長名で感謝状が授与され、船橋モラロジー事務所・野本廣之代表世話人が代理として収受しました。

絵本と紙芝居を手に

左:松本文化教育長 中央:野本代表 右:松戸徹市長

感謝状が授与されました

贈呈された絵本と紙芝居
漆の林づくりパートナー協定を締結
令和4年5月23日、二戸市と二戸モラロジー事務所(岩手県二戸市)との「漆の林づくりパートナー協定」に関する締結式を行いました。
二戸市は「浄法寺漆」の振興に取り組んでおり、将来にわたって漆の原木の確保が必要であることから、市と企業・団体が協力して漆林の整備、管理・保全活動などを行う「漆の林サポート事業」を実施。二戸事務所はこの事業に賛同し、この度「漆の林づくりパートナー協定」を結ぶ運びとなりました。
今後、漆資源の創造に向けて、漆苗木の植栽や保育管理などに協力していきます。
二戸市としても力を入れて取り組んでいる事業でもあり、このたびの二戸事務所の申し出に大変喜んでいただきました。
令和4年の秋に植栽し、漆を掻けるようになるまでの15年間、市と一緒に見守ってまいります。

協定を締結した城戸伸治代表世話人(左)と藤原 淳市長(右)
「フェアトレードフェスタ川口 with SDGs」に出店
令和4年4月17日、川口モラロジー事務所は、川口駅前市民ホール「フレンディア」において開催された「フェアトレードフェスタ川口 with SDGs」(主催:ftf川口・後援:川口市)に、麗澤中高等学校SDGs研究会「EARTH」と共に参加。フェアトレードで取引した東ティモール産のコーヒーの提供とドリップバッグを販売しました。
川口事務所では維持員が着物生地を再利用したオリジナルの手提げ袋を作成。『ニューモラル』623号(令和3年7月号)「未来に向ける『思いやり』」を同封し、ドリップバッグをご購入いただいた方が商品を持ち帰るための袋としてご活用いただきました。
当日は多くの方が来場され、「EARTH」のブースではドリップコーヒー130杯、ドリップバッグ255個を売り上げました。
主催者からは、
「麗澤の生徒さんは、礼儀正しく、受付のお手伝いもしっかりとご協力いただき、かつ自分たちの活動をわかりやすく説明し、来場者の理解を深められていたことに大変感心しました。
日頃の活動の頑張りが良くわかる一日でした。ありがとうございました」
との言葉をいただきました。
今後も川口事務所は、社会と連携して協働を広げる活動を進め、新たな取り組みにチャレンジしてまいります。
※フェアトレードフェスタ川口 with SDGsについて、詳しくは こちら 。

会場の様子

「EARTH」の販売ブース

来場者にアピール!

フェアトレードコーヒー
★麗澤中高等学校SDGs研究会「EARTH」では、フェアトレードコーヒーのオンライン販売を行っております。
詳しくは 【EARTH】 ホームページをご覧ください。
令和3年以前の取り組み