理事長挨拶

「人づくり」による「国づくり」を

公益財団法人モラロジー道徳教育財団 理事長 廣池幹堂

 モラロジー道徳教育財団は、大正15(1926)年、法学博士・廣池千九郎が創立。以来、95年にわたって、モラロジー(道徳科学)および倫理道徳の研究と、これに基づく社会教育と道徳教育を推進する、内閣府認定の公益財団法人です。

 いつの時代にあっても、国づくりの根本は人づくりであり、人づくりの基本は道徳教育にあります。先人が長い歴史の中で育んできた、伝統文化や勤勉・正直・礼節・質素・忍耐・倹約・親孝行などの「よき国民性」を次の世代に伝えていくことは、道徳教育の使命です。親から子へ、子から孫へと世代を重ねて道徳性を育む「累代教育」の実現こそが必要不可欠だといえます。

 その考えに基づき、私たちは全国各地でセミナーや講座、講演会などを開催、家庭や学校、職場等において、「よい心づかいでよいことを行う」ことの大切さを提唱しています。小学生を対象とした家族のきずなエッセイ募集や清掃奉仕、災害復興などの各種ボランティア活動も積極的に展開。当財団の理念・目的に賛同する人たちが、全国500の地方組織を拠点に、心を添えた取り組みを実践され、よき社会づくりに貢献しています。

 当財団は令和3年4月に名称変更(旧名称・モラロジー研究所)し、令和8(2026)年の創立100年に向け、新たな一歩を踏み出しました。「道徳のシンクタンク」として、また、さまざまな情報を発信する「道徳教育のプラットホーム」としてさらなる発展をめざすとともに、創立の原点を常に胸に、強い絆で結ばれた家庭、互敬の精神に満ちた社会、世界の国々から信頼され尊敬される「道義国家日本」の再建に向けて取り組んでまいる所存です。

令和3年4月吉日

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