理事長挨拶

「人づくり」による「国づくり」を

公益財団法人モラロジー研究所 理事長 廣池幹堂

 当法人は「道徳で人と社会を幸せに」という創立以来の目標に向かって、一人ひとりが生きがいと喜びに満ちた人生、明るい家庭、心豊かで健全な社会の実現をめざして様々な活動を展開してまいりました。

 昨年、令和元年は、新たな時代が幕を開け、多くの国民が改めて皇室の弥栄と国家の繁栄、世界の平和と人類の幸福実現を祈念いたしました。年度の後半には、中国・武漢で発生した新型コロナウイルスの感染拡大により、世界中に多くの犠牲者と深刻な影響をもたらしています。
 しかし私たちの祖先は、いくつもの困難や絶望の淵から何度も立ち上がり、次の時代を築き上げてまいりました。それは、勤勉・正直・親孝行・礼節・質素・忍耐・倹約など、長い歴史の中で育まれてきた日本人の「よき国民性」の現れでもありました。
 混迷を極めるこの時代に生きる私たちに課せられた義務は、先人の知恵に加え、道徳という確かな羅針盤をもって、膨大な情報や先端技術を駆使して、持続可能な社会を構築し、それらを次代へしっかりと受け継いでいくことではないでしょうか。

 当法人では、企業・学校・家庭における道徳教育の拡充に重点を置き、全国12のブロック、500を超える各地域のモラロジー事務所、また関連法人である日本道経会や麗澤各校とも綿密に連携・協力しながら、「道義国家日本」の再建に向けた「人づくり」による「国づくり」を推進していく所存です。
 今後とも皆様のご理解とご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

令和2年4月吉日

ページトップへ