【つなぐプロジェクト】子供が「学校に行きたくない」と言ったら——親と教師のための子育て講演会&個別相談会を開催(後援:京都市、京都市教育委員会)
「うちの子、最近学校に行きたがらなくて……」。そんな不安を抱えたことはありませんか。
子供に対し、どう声をかければよいのか、何が正解なのか——答えが見つからないまま、焦りだけが積み重なっていく。そんな保護者や教育者のために、一つの場が用意されました。
令和7年10月5日〜6日、京都市の京都アスニーにて、京都上京区モラロジー事務所主催による講演会「親として教師として子供にどう向き合いますか?」が開催され、保護者・教職員・地域活動従事者など58名が参加。また、講演会の翌日には、講師による個別相談会も実施されました。(後援:京都市・京都市教育委員会)
※【つなぐプロジェクト】とは、公益財団法人モラロジー道徳教育財団の地方組織が、全国各地の行政機関やNPO法人、企業等と連携・協働しながら地域社会に貢献するプロジェクトです。
増え続ける不登校——地域から動き出した理由
不登校の子供の数は年々増加し、今や社会全体の課題となっています。
「地域の一員として、何かできることはないか」——そんな思いから、京都上京区モラロジー事務所では、昨年に続き今回も、子育てに悩む保護者や教職員、地域で活動する方などに幅広く参加を呼びかけ、本講演会を開催しました。
3万件の教育相談が生んだ「実践の言葉」
登壇したのは、当財団の特任教授・学校教育支援センター長である大久保俊輝氏。千葉県公立学校校長などを歴任し、教育相談の実績は3万件以上に上ります。
また、自身も3人のお子さんの不登校を経験した親でもあり、教育現場と家庭の両面から子供と向き合ってきた経験をもとに講演を行いました。
当日は、一方的な講義ではなく、参加者への問いかけや質疑応答を重ねながら進行。会場は終始、和やかな空気に包まれました。


参加者の声「気持ちが楽になった」
講演後のアンケートには、こんな声が寄せられています。
- 「大変気持ちが楽になった」
- 「道徳とは何かを深く学べた」
- 「元気をいただいた。参加して良かった」
- 「子供が通う学校の先生にも聞いてほしかった」
- 「今の自分の行動を見つめ直す、良いきっかけとなった」
「正解」を押しつけるのではなく、一緒に考える。その姿勢が、参加者の心を解きほぐしました。

個別相談で変わった、ある家族の日常
講演会後および翌日には、大久保講師による個別相談が実施され、多くの方が参加。子供の不登校やお孫さんについての相談、休職中の教員など、それぞれの事情に寄り添いながらの対話が行われました。
相談を受けた保護者からは、後日こんな言葉が届いています。
- 「私が笑顔で過ごすようにすると、子供が少し積極的になるなど、日々の生活の中に変化が生まれてきました」
- 「楽観的にいることを意識して、気持ちがずいぶんと楽になりました」
講演で気づきを得て、個別相談を経て一歩を踏み出す。その流れが、参加者の日常に確かな変化をもたらしました。
地域に根ざした、継続する学びの場へ
今後は参加者に声をかけ、「親塾(仮称)」を2か月に1回程度開催する計画が進んでいます。大久保講師もオンラインで参加しながら、子育ての悩みや喜びを皆で分かち合える場をめざしています。
一度切りのイベントで終わらせない。地域に根ざした継続的なコミュニティづくりを目指して、この活動は前へ動き続けています。