水戸藩の医学と「仁の心」に学ぶ道徳講演会を開催(後援:茨城県教育委員会)

令和7年7月13日(日)、茨城県立青少年会館にて、水戸モラロジー事務所主催の講演会「近世水戸の教育と学問から道徳を学ぶ」が開催されました。
本講演会は茨城県教育委員会の後援を受け、地域の歴史や教育に関心の高い33名の方々にご参加いただきました。
当日の様子をレポートいたします。

水戸藩の医学研究の第一人者・小圷のり子氏が登壇

講師には、茨城県弘道館事務所の主任研究員であり、水戸藩の歴史研究における第一人者として知られる小圷のり子(こあくつ のりこ)氏をお迎えしました。
講演のテーマは「水戸藩の医学と弘道館医学館 ―仁の心を中心として―」。
水戸学の土台となる儒教思想を背景に、当時の水戸藩がどのような医療政策を行っていたのか、また日本最大級の藩校「弘道館」の医学館でどのような教育がなされていたのかを、貴重な史料とともに詳しく解説していただきました。

現代に活かす「仁の心」と「思いやりの道徳」

講演の核心となったのは、医療の根幹にある「仁の心」です。
単なる知識や技術の習得に留まらず、患者を慈しみ、他者を思いやる精神を大切にしていた水戸藩の姿勢は、現代を生きる私たちの道徳観にも通じるものがあります。
参加者からは

  • 「水戸の歴史に息づく『仁』の精神を深く知ることができた」
  • 「医療と道徳の結びつきに感動し、自分自身の心のあり方を見つめ直す機会になった」

といった声が寄せられ、地域における道徳教育の意義を再確認する貴重な機会となりました。

モラロジー道徳教育財団の取り組みについて

講演に先立ち、富澤信央代表世話人より、当財団の理念や活動についてご紹介いたしました。
会場では、心の持ち方を学ぶ月刊誌『ニューモラル』や紹介パンフレットを配布し、多くの方に私たちの活動を知っていただくきっかけとなりました。
水戸モラロジー事務所では、今後も歴史や文化を軸とした講演活動を通じ、地域社会に「思いやりの心」を育む輪を広げてまいります。