兵庫県で「家族への思いを届けようプロジェクト2022」表彰式を開催

 大切な家族へ伝えたいメッセージを、兵庫県下の小学生から高校生を対象に募集をした「家族への思いを届けようプロジェクト2022」の表彰式が、2月26日に兵庫県民会館で行われました。(主催:兵庫県モラロジー協議会、後援:兵庫県、兵庫県教育委員会、公益財団法人兵庫県青少年本部、兵庫県青少年団体連絡協議会)

 家族のきずなを深める取り組みとして今年で14回目。コロナ禍の影響で3年ぶりの開催となった今回の表彰式は、20,765通もの応募がありました。当日は約70名の入賞者が、家族とともに表彰式に参列。兵庫県知事賞や県教育長賞をはじめとした各作品が映像で紹介され、BGMで流れるオルゴールの音色のように、会場が優しく温かな空気に包まれました。

 寄せられた作品は、「私はお父さんとお母さんのもとに生まれてとても幸せです」「お母さんが大変そうにしているから心配。お母さんのことを助けられる存在になりたい」など、自分を育ててくれたことへの感謝の言葉や、家族に対する心づかいや思いなどがつづられていました。

 令和4年度は全国81会場で行われた家族のきずなエッセイ募集事業。この兵庫県モラロジー協議会の取り組みの特徴は以下の通りです。

    ・全校児童生徒の95%以上に応募いただいた学校には、毎年、後援の公益財団法人兵庫県青少年本部から「学校奨励賞」が贈られること(令和4年度は県内45の小中学校)
    ・応募総数が10年前と比べて約8倍となったこと
    ・応募作品を家族のもとにお届けする際に家族からお子さんへの返信ハガキを同封する取り組みもあること
    ・表彰式の運営を青年が中心となって行う伝統があること

 赤松和哉実行委員長は「3年ぶりの開催となりましたが、教育委員会や各学校の変わらぬご支援のおかげで、道徳の授業の時間などでも積極的にご活用いただき、たくさんご応募いただけたことが大きな喜びです」と語られました。

 

 

 

作品を映像で紹介

 

実行委員会の皆さん(前列右が赤松和哉実行委員長)