当財団では、全国のモラロジー協議会・事務所を通じて「家族のきずな」「命のつながり」「敬老」等をテーマとしたエッセイ、手紙、メッセージなどの作品募集事業を、主に小・中学生向けに展開しています。
子供たちが上記のテーマについて考えることで両親や兄弟、祖父母、祖先に心を向ける機会を提供し、感謝の心をはぐくむと共に、自己の存在について考え、認めること(アイデンティティの確立)をねらいとしています。
令和2年度は、新型コロナウィルス感染拡大防止のため中止。3年度は、規模を縮小し、式典等を自粛して募集事業を継続いたしました。
令和4月3月11日現在、全国のモラロジー協議会・事務所を通じて70会場で開催、938の小中学校の協力を得て、約9万編が寄せられ、27会場で表彰式が行われました。
当事業は、各地の行政や教育関係の皆様、PTAの皆様等、多数の方々にご支援をいただいています。マスコミ各社においても、さまざまにご紹介いただきました。
コロナ禍により表彰式を取りやめざるを得なかった地域では、学校での表彰をお願いしているところもあります。
大阪旭モラロジー事務所も当初、大阪市旭区センター大ホールにて入選作文表彰式を開催予定でしたが、コロナ禍で取りやめにしました。そうしたところ、大阪市「旭区視聴覚教育協議会」(※覚資料・機材の適正な利用を促進することにより、区内の各種団体の視聴覚事業の振興を図っている地域団体)からのお申し出があり、作文朗読撮影会という形で同会場にて録画し、YouTubeにアップロードされることになりました。
以下の旭区視聴覚教育協議会のyoutubeチャンネルから、第10回「伝えよう!いのちのつながり」入選作文朗読会に参加された16名の作品動画をご覧いただけます。
今後も、学校、家庭、地域にお役立ちできるよう、エッセイ事業を展開してまいります。
※千葉県東葛5市の小学校の児童より寄せられた作品を紹介しています。