講師を務める野口芳氏
令和2年12月13日、モラロジー研究所において、第2回国語授業指導力向上講座を開催。植草学園大学名誉教授でモラロジー研究所学校教育アドバイザーの野口芳宏氏が講師を務め、小学校教員や高校教員など42名が参加しました。
講座の前半は、前半は、「詩教材の特質と生かし方」について鑑賞指導の理論の講義。主に発問の目的・本質、発問の条件、発問の機能、評価基準、発問づくりの手順など、発問に関しての講義が展開されました。
後半は、「生きる」(谷川俊太郎・6年・光村図書出版)の詩について、参加者に発問しながら模擬授業を行い、鑑賞指導の実際を示しました。
参加者からの感想
・野口先生の講義、模擬授業を受け、授業は学力形成の場であり、よい発問を作るのが教師の役割であるという主張がたいへん明快でした。
・野口講師の優しい人柄と聴く人を引き込む話術に楽しんで過ごすことができました。素材に向き合う大切さや全員参加型授業への導き方が印象的でした。
「詩教材の特質と生かし方」について鑑賞指導の理論を講義
模擬授業の様子