広中忠昭講師
令和2年12月6日、麗澤大学生涯教育プラザホールにおいて、第2回人材育成講座を開催。小中学校教員や指導主事などの方々が参加しました。
麗澤大学大学院学校教育研究科の広中忠昭客員教授が講師を務め、「学習指導の実践的指導力 ―道徳科の指導を中心にして―」をテーマに講義を行いました。
カリキュラム前半は、テーマに基づいて「友情、信頼」についての2つの学習指導案において、どちらを選択するか、またその理由を話し合った後、「道徳教育の今とこれから」「教科書の生かし方」「道徳性と資質・能力」等の講義を展開。
知恵を出し合い、議論を深める参加者
後半は、小学校5年生の教材「友の命」の読み取りに続き、聴講者が参加して意見を出し合いました。
最後は、学校教育センタースタッフ・大久保俊輝氏(亜細亜大学特任教授、文教大学講師)が司会を務め参加者同士の意見交換。リラックスした雰囲気の中で授業づくりについて議論を深めました。
今回も前回と同様に、参加者は積極的に意見を述べ、講義を聴くだけに終わることなく、活気あふれた講座となりました。
参加者の感想
〇一つ一つの教材や教材研究の面白さ、深さをあらためて感じました。
〇実際の教材を取り上げ、学習指導案をもとに、たくさんの先生方の考えを伺うことができて貴重な学びの時間になりました。
〇一つの内容項目を二通りの目で比較して検討することで、多面的多角的に考えることができました。
なお、次回第2回は、令和3年1月31日(日)開催の予定です。