道徳の授業:自然愛護

分類:D2 B2 c2 C3

自然の営みに学ぶ「公平な思いやりの心」

 冬の間に草木を調べても、どこに芽や花があるかは分かりませんが、春になれば確実に芽が出て花が咲きます。水は高いところから低いところへ流れ、大地を潤しています。また、昼と夜、春夏秋冬などの一定の変化を繰り返しながら、秩序だった運行を続ける大自然の営みの中には、「すべてのものを恵み潤し育てるはたらき」や「すべてのものを調和していくはたらき」を見ることができます。

 こうした自然の中で生かされている私たちは、その恵みに感謝し、すべてのものを育てるという自然のはたらきを助け、この地球上で調和の取れた社会をつくっていく責任があるのではないでしょうか。家庭や職場、地域社会などの身近な場でも、自分だけを大切にするのではなく、公平な思いやりの心をはたらかせて、他の人々に喜びを与え、お互いを生かし合うという心づかいで生活していきましょう。


『ニューモラル』250号
『366日』12月16日

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