環境問題解決の鍵は「心」
現代の私たちの生活は、まだ使えるものもゴミとして捨ててしまっていることがあります。日本国内におけるゴミ処理は、今や重要な問題になっています。
人間の欲望は、とどまるところを知りません。人間のこうした一面が地球環境問題を起こしているとすれば、その欲望を少しでも抑えることが、解決への糸口になるのではないでしょうか。
「腹八分目に医者いらず」という諺がありますが、ここから「物を使う際も控えめがよい」という考え方もできるでしょう。また、日本では古くから、子や孫、そして曾孫の時代を見据えて植林を行ってきました。こうした精神を現代にも生かして物を大切にし、資源を大切にすることで、持続可能な発展の道が拓かれていくでしょう。
『ニューモラル』432号,『366日』9月14日