道徳の授業:生命の尊さ

分類:D1 C4

家族を通して知る「かけがえのない自分」

 多くの子供たちは、ふだん、いのちや死というものについて、あまり深く考える機会はないのかもしれません。

 しかし、家族との絆を通して、自分のいのちが遠い先祖との「つながり」の中にあり、そのうちの一人でも欠ければ自分は存在できないのだと知れば、自分はかけがえのない存在だということに気づくでしょう。また、親祖先から望まれて今、ここに自分があると実感できれば、自分のいのちは自分だけのものではないということにも気づけるはずです。

 子供たちに「いのちの大切さ」を伝えるため、周囲の大人たちは、さまざまな機会に先人たちの思いを言葉と行動で示していきたいものです。そうした大人の姿が子供の心に残るとき、いのちを大切にする深い思いが生まれることでしょう。


『ニューモラル』485号
『366日』12月14日

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