自信を持って誠実に生きよう
仕事にも生き方にも誠実さがにじみ出る人々に、私たちは敬意を感じるものです。それは私たち自身が自覚していなくても、日本人として持っている資質だからではないでしょうか。
日本人は昔から高い道徳性を身につけ、それを受け継いできました。仕事に対する精勤さや、正直などの誠実さは、時代が変わっても変わることのない大切な価値です。私たちは先人から受け継いだこうした美徳を、さらに次の世代に引き渡していく必要があります。そのために大切なことは、何より職場や家庭における日常生活に自信を持って、確かな歩みを続けていくことではないでしょうか。
私たち一人ひとりが誠実な生き方をめざし、人々を大切にしていけば、必ず信頼と喜びに満ちた社会が実現していくことでしょう。
『ニューモラル』460号,『366日』7月16日