他の人や社会のためにお金を役立てた力ーネギー
アメリカの鉄鋼王アンドルー・力ーネギーは、その努力と誠実さによって人々から信頼され成功しました。
さらに、お金を残して死ぬのは恥だと公言し、力ーネギー財団を創立して、多くの社会福祉や文化事業を助けるなど、巨額の金を社会のために提供しています。
一般に私たちは、大金を得れば後生大事に貯め込んでしまうか、計画もなく使ってしまうことが多いものです。
その意味で、この力ーネギーの、自分の努力して得た結果を他人に分け与えるというのが、生きるお金の使い方ではないでしょうか。
お金はその使い方によって、社会の役にも立てば、わが身を滅ぼす道具にもなるのです。
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『ニューモラル』164号,『一日一話』4月14日