食事を通じたコミュニケーション
食事を共にするとは、「ただ同じテーブルについて食べる」という表面的なものではありません。
家族がコミュニケーションを図る機会として大切に考えたいものです。
食べることは、どの国の、どの文化においても「いのち」に関わる大切な営みです。
高価な素材を使ってごちそうをつくることだけに、意味があるのではありません。
準備や後片付けなども含めて家族で共有する「時間」と「場所」に、大きな価値が生まれるのではないでしょうか。
『ニューモラル』敬老特別号(平成22年),『366日』8月14日