「おかげさま」の心
私たちは生きている限り、さまざまな人の支えや助けを受けるものです。
例えば、日常生活を営むうえでは、電気・ガス・水道などを利用しないわけにはいきません。
そうしたライフラインの背後には、仕事という形でサービスを支えている大勢の人たちの力があります。
「おかげさま」とは、自分を支えてくれているすべてのものへの感謝を表す言葉です。
また、私たちが「お互いさま」という言葉を使うとき、そこには「自分も皆さんのお世話になっていますから」「自分も誰かしらに迷惑をかけることはありますから」といった謙虚な気持ちが込められています。
「おかげさま」「お互いさま」といった思いを忘れず、「人や社会とよりよくつながる力」を育んでいくことが、私たちにとって大切なことなのです。