「当たり前」の「ありがたさ」に心を向ける
先を急ぐとき、エレベ-ターにかかった「定期点検中」の札を見たら“まったく、こんなときに“と思うかもしれません。
しかし、エレベーターを安全に使えるのは、整備をする人がいればこそです。
日常生活が当たり前に送れるものと思ったり、自分は他の人より一生懸命に仕事をしていると思ったりすると、その人たちの尊い努力が見えにくくなるものです。
私たちの生活は、なんらかの形で必ず他の人たちの支えを受けています。
そうした恩恵に心を向けることは、感謝と喜びのある生活を築く第一歩ではないでしょうか。
『ニューモラル』562号,「今月の言葉」