「見守る」という子育ての基本
「子育て」とは、単に身体的な成長だけを指すのではありません。それは、子供の健全な心と体を育てることです。とりわけ「心」を育てることは、親の大切な役割であり、大きな責任の一つだといえます。
ところが忙しい毎日を送っていると、親は時にイライラして、子供の心を疎かにして叱りつけたりすることもあります。そうしたときこそ心にゆとりを持って〝この子はどんな気持ちでこうしているのだろうか〟と、見守ることを心がけたいものです。
子供を見守るためには、親が子供の心としっかりと向き合い、その心の声に耳を傾けていくことが何よりも欠かせません。これは幼児期の子育てだけに重要ことではなく、子供がいくつになっても親が忘れてはならない「子育ての基本」といえるでしょう。
『ニューモラル』429号,『366日』12月17日