道徳の授業:家族愛・家庭生活の充実

分類:C4

本当の「思いやり」

 心から思いやることは、子どもを育てる親の心に通じます。

 子どもがつらい思いをすれば、親は”代わってやりたい”と思うものです。

 こうした優しい気持ちを、自分の子どもだけでなく、ほんの少しの時間でよいから、よその子どもや他人にも向けるようにしてみませんか。

 そうすることで、「自分中心になりやすい思い」を、「相手の立場を考えるような思い」に変えることができます。

 さらに、そのような「思い」を、自分が住んでいる町や地域社会など、第三者のことも考えられるような「思い」に変えていくこともできるでしょう。

 このように、自分・相手・第三者の立場を考えることが、本当の「思いやり」といえるのです。


『ニューモラル』328号

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