道徳の授業:家族愛・家庭生活の充実

分類:C4

子どもの失敗を見守る

 子どもの成長は、らせん階段をのぼるようなものです。

 上から見ると、できたり、できなかったりを繰り返して、ぐるぐる回っているようです。

 少しも進歩しないどころか、時には後退しているように見えることもあります。

 しかし、実際には、ゆっくりゆっくりですが、らせん階段をのぽるように確実に一歩一歩成長しているのです。

 成長するのは子ども自身ですから、親があせってもしかたがありません。

 “失敗を繰り返すのも成長のうち”と思って、あせらずに、子どもの失敗を楽しむくらいの気持ちで見守ってやりましょう。

 子どもが失敗をしても、それを見守る親の笑顔によって、失敗は成長へと姿を変えていくのです。


『ニューモラル』249号

道徳の授業トップ

ページトップへ