「感謝」と「思いやり」の連鎖
狭い通路で大勢の人が「われ先に」と殺到すれば、大混雑が発生し、時にはトラブルが起こることもあるでしょう。
そうした事態を回避して、自分にとっても他人にとってもよい結果をもたらすのが「譲る」という心がけなのかもしれません。
つまり、先を急ぐ気持ちを少し抑えて「お先にどうぞ」と譲り合ったほうが、「われ先に」よりも安全に、そしてお互いに気持ちよく通行できるという面もあるのです。
一人ひとりがこうした心がけを持つことから始まる「感謝」と「思いやり」の連鎖によって、自分も他人も気持ちよく暮らすことができる社会が築かれていくのではないでしょうか。