道徳の授業:公正・公平・社会正義

分類:C2 A5

トラブルをどう受け止めるか

 私たちは、自分の意に染まない事態に直面したり、思いがけないトラブルに見舞われたりすると、憂鬱な気分になるものです。

 そうしたときは“こんなことになったのは他人や環境のせいだ”と考えるほどに、不平や不満、イライラが募っていきます。

 その気持ちを相手にぶつければ、不和や争いの原因になるでしょう。

 一方、自分の心の中に押し込めたなら、徐々にストレスがたまって、自分自身を苦しめることになるでしょう。

 ひとたび起こってしまった事態は、元に戻せるものではありません。

 しかし、いつ、いかなるときも、自分の心一つで変えられることがあります。

 それは「自分はその出来事をどのように受けとめるのか」という点です。


『ニューモラル』569号

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