個人と団体の倫理
個人が倫理的に行動しようとしても、会社などの組織がそれを許さないという場合がしばしば起こります。
皮肉なことに、個人の良心が強ければ強いほど、その人は組織と個人の良心との間の板ばさみとなって苦しむことになります。
こうしたことを避けるためにも、会社全体での倫理的な取り組みが必要とされます。
しかし、どのような行動をとるにせよ、判断を下すのは自分自身であり、その責任も自分にかかってくるということを自覚することが基本となります。
そのためには、社会的意識を持って自分の倫理観を確立することが一人ひとりに求められます。