道徳の授業:相互理解・寛容

分類:B5

自分らしく生きる勇気

 私たちはともすれば「みんなと同じでなければ」と考え、自分らしさを出さないようにと気をつかいます。

 しかし、その結果、意思の疎通を欠き、心のふれあいのない冷たい人間関係が生じる傾向があります。

 多くの外国の国々では、自分の意見を相手が理解できるように述べ、一方で相手の話もきちんと聞き、お互いの考え方の違いをはっきりさせたうえで、互いに満足できる方法を話し合います。

 私たち一人ひとりが、自分というものをしっかりと理解し、ほかの人の「違い」を受け入れられるようになることが、だれもが伸び伸びと調和して生きられる豊かな社会を築き、国際社会の中でも調和していくことにつながります。

『ニューモラル』243号

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