道徳の授業:相互理解・寛容

分類:B5

“聴く”と“聞く”は違います

 心のキャッチボールのポイントは、まず何よりも受け上手、すなわち「聴き上手」であるということでしょう。

 “聴く”というのは、“聞く”とは少し意味合いが違います。

 “聴く”は音声を耳に感じるとか、ただ聞こえるという意味が強く、“聴く”は、特に注意してきく、受け入れる、待つなどということで、ひいては「ゆるす」「したがう」という意味になります。

 つまり“聴く”は、相手の立場に立って、相手の心をしっかり受けとめることになります。

 心と心が通い合うためには、まず相手の言うことをよく聴き、相手に共感していくことが大切です。

『ニューモラル』242号

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