道徳の授業:相互理解・寛容

分類:B5

老いを理解する

 現代の社会は、自分自身の老いを見つめることも少なく、老いを考えることから逃げているのかもしれません。

 人生の先輩である高齢者の生き方を学び、高齢者を“身体的には衰退していくが、精神的には成熟しつつある存在”として尊重し、介護することが大切です。

 それによって、自分自身の老後を考え、老いに対する心構えを学ぶ機会となるのではないでしょうか。

 そして、介護者の負担について考える一方、高齢者の介護を通して人間的成長を図るとともに、老いを「成長の最後の形」として理解し、受容できる優しさを持ちたいものです。

『ニューモラル』325号

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