道徳の授業:相互理解・寛容

分類:B5 B2 C4

「家族」であることの意味

 家族といっても、それぞれが意志や感情を持った個性の集まりであり、価値観も違います。

 お互いに好悪の感情をぶつけ合ったり、干渉し合ったり、そっぽを向くと、他人以上に冷たくなったりもします。

 それでも、苦しみや悲しみ、老いや病や挫折とともに、喜びや悲しみを共有するものであり、自分を温かく包み込んでくれるものでしょう。

 家族とは、人生の歩みを共にする同行者ではないでしょうか。

 それぞれの立場を尊重し、気持ちを理解し合い、お互いのつながりを深め、成長し合うような人間づくりのできるような家庭にしていきたいものです。

 そこに家族であることの意味があり、人間としての成熟を遂げていく道があるのではないでしょうか。

『ニューモラル』297号

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