道徳の授業:相互理解・寛容

分類:B5

相手の能力に気づく

 自分の基準で相手を見ていると、自分とは違うやり方が目についてしまい、自分が苦しむことになってしまいます。

 相手を深く理解しようとする気持ちになってはじめて、一人ひとりがそれぞれにすばらしい能力を持っていることに気がつくのです。

 たとえば、仕事が遅いと思っていた人は、じっくりと丁寧に仕事をしていることが分かります。

 雑な仕事をすると思っていた人は、物事をテキパキと処理していく能力があることに気づくものです。

 自分の基準ばかりで見ていると、人の能力に気づかなくなってしまうことを理解しておきたいものです。

『ニューモラル』256号

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