道徳の授業:友情・信頼

分類:B4

ほめられたときの嬉しさ

 よく「七つほめて、三つ叱れ」とか、「叱るよりほめることで人は育つ」とか言われますが、ほめられたときのうれしさは、換言すれば、自分の人格が認められたうれしさ、この世で自分の存在感を確かに感じることのできたうれしさなのです。

 これは大人も同じことではないでしょうか。

 主婦が家族のために一生懸命に用意した料理をほめられたとき、サラリーマンが、人知れず行った苦労を先輩や上司に認められたとき、いずれも確かな信頼感・充実感を感じられ、「今度もまたがんばろう」と、意欲をかき立てられるにちがいありません。

『ニューモラル』218号

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