道徳の授業:友情・信頼

分類:B4 A2 B3 C1

ひと文字ひと文字を大切にする

 パソコンや携帯電話が普及した今、メールは重要なコミュニケーションの手段となっています。

 手紙もメールも基本的には文字を扱うものですから、一つひとつの文字や言葉を大切にしたいものです。特に、メールでは変換ミスがないとも限りません。お客様宛のメールに「深くお詫び申し上げます」と記すところを「不覚お詫び申し上げます」では、ちょっとした変換ミスといって笑って済ませることはできません。

 手紙やメールに誤った文字が一つあるだけで、それを受け取った人は、誠実さが薄れているように感じます。それが宛名であれば、なおさらです。名前を確認し、相手を思い浮かべながら記していれば、間違いは起こらないでしょう。宛名書き一つにも心を込めることは、相手への敬意の現れであるといえます。

『ニューモラル』469号『366日』10月23日

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