つながりの豊かさ
近年、ボランティア活動を行う人が増えています。
そこでは、どうすれば人の役に立てるか、という行動面とともに、ボランティアに携わる人たちが「自分の働きを通して、他の人とのつながりをつくろう」と考えるその心が大切です。
現在、日本は有史以来、物質的には最も豊かな時代を迎えています。
しかし、一方では、満ち足りない思いを抱えたまま毎日を忙しく過ごしている人々が多いことも事実です。
人生の充実、心の充実が求められているこのようなときにこそ、物を「所有する豊かさ」「消費する豊かさ」から「つながりの豊かさ」について考えることに大きな意味があるといえるでしょう。