道徳の授業:友情・信頼

分類:B4 B5

パートナーは自分のためにいる?

 テニスでダブルスを組むとき、「私が、パートナーのためにこう動いてあげたんだから、パートナーも、私のために、こう補ってくれなくては困る」などという“相互関係”を意識したら、必ずといってよいほど、そのペアの球筋は乱れてしまうでしょう。

 パートナーの動きを見て、それを補うように動くのは常に“私自身”の問題であって、パートナーである“彼”または“彼女”が、どんな考えを持とうが、どのように動こうが、関係のないことです。

 つまり、テニスに限らずパートナーは、自分のためにいると思うのではなく、むしろ、パートナーのために自分はいるのだという考え方をすることが大切です。

『ニューモラル』32号

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