パートナーは自分のためにいる?
テニスでダブルスを組むとき、「私が、パートナーのためにこう動いてあげたんだから、パートナーも、私のために、こう補ってくれなくては困る」などという“相互関係”を意識したら、必ずといってよいほど、そのペアの球筋は乱れてしまうでしょう。
パートナーの動きを見て、それを補うように動くのは常に“私自身”の問題であって、パートナーである“彼”または“彼女”が、どんな考えを持とうが、どのように動こうが、関係のないことです。
つまり、テニスに限らずパートナーは、自分のためにいると思うのではなく、むしろ、パートナーのために自分はいるのだという考え方をすることが大切です。