道徳の授業:感謝

分類:B2

感謝や喜びは心を積極的にする

 主体的な仕事への取りくみは、感謝や喜びの心を広げて生き方を積極的にします。

 反対の不平や不満は、人間の心を閉ざして生き方を消極的にします。

 感謝や喜びは心を広げて積極的にし、広がった心は、相手を受け入れ、相手からの吸収力も大きくなります。

 九州大学教授や国立教育研究所所長を歴任した平塚益徳氏は、「“働く”には2つあって、一つは英語のレーバー(labor)で、これはしかたなく強制されて働くことであり、もう一つはワーク(work)といって、主体的に選択した働きであり、その働きの中に何かを創造する喜びがあるものである」と述べています。

 仕事は、自らが主人公となって進めたいものです。

『ニューモラル』263号

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