自分が「誰か」になる!?
人は、誰かのために役立つことをしたい、困っている人を助けたいという気持ちを大なり小なり持っているものです。
ところが、手を差し出そうとしても、ちょっとした勇気を出すことができず、そのまま見過してしまうことがあり、後悔することもよくあります。
道徳の実行には他人に率先して行う勇気が必要です。
「道徳」と聞くと、自分一人だけが行っては損だとか、人目を気にするあまり「恥ずかしい」「照れくさい」といった心にとらわれて、敬遠してしまう人が少なくありません。
しかし、何よりも先んじて善いことを行えば、実行した本人が大きな喜びと満足感を味わうことができます。