思いやりの心をはたらかせる
呼吸という字は、「呼が吐く、吸が吸うことで、吐く=外へ、吸う=内へ」の順序を示し、出さなければ入らないということを表しているそうです。
私たち人間は、社会をつくって生活しています。
そこでは、助け合い、支え合うというモラルが欠かせません。
助け合い、支え合うためには、「いたわり」「やさしさ」という、人を思いやる心が基本になります。
人に対する「いたわり」「やさしさ」を心に根づかせて、身近な人たちへ思いやりの心をはたらかせていくことは、私たちが人間社会の一員として、社会へ恩を返していくことになります。
そのような心づかいと行いが、自分自身をも輝かせていくことになるのです。