親と子をつなぐ愛のパイプ
生きているということは、親から生命を与えられたわけですが、それだけでは人としては育ちません。
生命のつながりはあっても、親と子の心のつながりはないからです。
親からこの「無償の愛」を注がれることによって、だんだんと、子どもの心に人間らしい心が育っていくのです。
親から子へと注がれる「無償の愛」に対して、子としては感謝の気持ちで、少しずつでも報いていくことが大切です。
その気持ちの表れの一つが、親を大切にし、親に安心してもらうことなのです。
親は子を、見返りを求めない「無償の愛」で育て、親と子はこの「無償の愛」をパイプにしてつながっているといえるでしょう。