許す心・学ぶ心
人間には、だれしも欠点があり、過ちをおかしやすいものです。
しかし実際には、自分のことは棚上げにして、他人の欠点や過失ばかりが目につきやすいものです。
他人の欠点や過失に気づいたときには、まず自分自身を振り返って、同じような欠点が自分にもあるのではないかと反省してみることが必要でしょう。
そして、他人の過失を責めるのではなく、それを「許す心」が大切でしょう。
自分自身もまた、今日まで多くの人々に何度となく許されてきたのですから。
さらに、相手を心から尊重する態度として、その人に「学ぶ心」で接することがあげられます。
この「学ぶ心」が、人と人とのふれあいを深め、自分自身の人間的な成長にもなります。