分類:A6
きょう、ただ今の心が一大事
何か新しい知識を学びたいとか、私たちは、自分に与えられている時間は無限にあるように錯覚しているところがあります。
たった今、ここから第一歩を始めないことには、結局、時間だけが過ぎていくことになりがちです。
江戸時代の禅僧・白隠禅師(はくいんぜんじ)の師匠であった正受(しょうじゅ)老人は、「一大事と申すは、きょう、ただ今の心なり」と言っています。
きょうの一日は二度とかえってこないのであり、「一日を一生」というぐらいの気持ちで生きたいものです。
あるいは、モラル(道徳)についてもっと学ぼうかなと思われた人は、ぜひ「明日から」ではなく、「きょうから」スタートすることをお勧めします。