人を支える「笑顔」の力
苦しみや悲しみに出会ったとき、親や親代わりになってくれた人たちの温かい笑顔に勇気づけられて、それを乗り越えることができた、という経験はないでしょうか。また、私たち自身が親になれば、子供の笑顔に励まされて、日々をよりよく生きようと努力するものです。
ともすると忘れがちになる「笑顔」や「喜ぶ姿」は、人間が生きていくうえでの原動力になるだけでなく、親と子のつながりを深めるうえでも大切なものではないでしょうか。
まぶたを閉じて、思い浮かべてみてください。皆さんにとってかけがえのない父親、母親、子供たちの笑顔を……。きっと心の中に、生きるエネルギーが満ちてくることでしょう。
『ニューモラル』380号,『366日』4月8日