道徳の授業:個性の伸長・向上心

分類:A4 D4

人生を輝いて生きる

 多少の病気や障害があっても消極的にならず、自分の可能性に目を向けて、さわやかに生きることが「健康」です。同様に、高齢になっても自分の可能性に目を向けて、他者の喜びのために自分の能力を生かしていきたいものです。そうした生き方の中に「老いてこそ輝いて生きる人生」のすばらしさがあるのではないでしょうか。

 年を取るのはすばらしい――そう感じられる「生き方のモデル」を若い世代にしっかり示し、伝えていくことも高齢者の大切な役割の一つであるといえます。

 家庭や地域社会の中で、高齢者と若い世代が互いに尊敬し合い、いたわり合い、育て合う「思いやりの心」を育んでいくことが、豊かでイキイキとした高齢社会を築く第一歩となります。高齢者も若い世代も共々に、他者の喜びのために「輝いて」生きていきたいものです。

『ニューモラル』433号,『366日』3月8日

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