道徳の授業:節度・節制

分類:A3 C2

熱心の弊害――とらわれの心・ゆとりある心

 人は、物事に熱心に取り組んでいるときほど、他人が自分ほど熱心でないように見えて、その相手を責めたり、とがめたりする気持ちになりやすいものです。

 つまり、自分が努力すればするほど、熱心でない人を責めたり、熱心さを人に強要したりして、相手に不快な思いを抱かせる傾向になりがちです。

 熱心さはすばらしいことですが、その中に潜む弊害にも注意したいものです。

『ニューモラル』321号

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