まず自分の心を開くことから
美しい夕日に我(われ)を忘れて見入っているとき、隣に誰かその気持ちを共にしてくれる人がいると、私たちの喜びは二倍にも三倍にもなります。
また、「共に悲しめば悲しみは半分になる」ともいいます。
しかし、喜びや悲しみを真に分かち合うことは、多くの時間を共にする夫婦や親子の間でも難しいものです。
親しい間柄であればあるほど“相手は自分の気持ちを分かってくれるだろう”と思いがちですが、まず自分の心を開き、相手の喜びや悲しみを受け入れることから「心のふれあい」が生まれてくるのではないでしょうか。