道徳の授業:
善悪の判断・自律・自由と責任

  • HOME
  • 学校教育
  • 道徳の授業:
    善悪の判断・自律・自由と責任

分類:A1 A3

「やわらかな心」が見方を変える

 「手際が悪い」と思える人も、見方を変えれば「慎重な人」といえるかもしれません。同様に「おせっかいな人」は「面倒見がよい人」、「不平不満が多い」は「批判力に富む」、「頑固、強情である」は「意志が強い、根性がある」ともとらえることができるでしょう。

 “あの人はこうだから……”“それはこう決まっている”

 そう思ったときこそ、ひと呼吸置いて、謙虚に一歩下がるつもりで考え直してみましょう。

 車のスピードを緩めれば、運転する人の視野が広くなるものです。同様に、人や物事を多面的に正しくとらえるためには、時に立ち止まって“待てよ、こういう見方もできるかもしれない”と思いをめぐらす「柔らかな心」が大切なのです。

『ニューモラル』436号『366日』7月6日

道徳の授業トップ

ページトップへ