自分の「心のノート」をつくろう
今日から一冊のノートをつくってみましょう。表紙には「心のノート」と書きます。
このノートには、自分がその日に行った「よい行い」を、毎日記録していきます。一日に一つだけでも構いませんし、たくさん書いても構いません。「玄関の靴をそろえた」「倒れていた自転車を直した」「バスを降りるとき、運転手さんにお礼を言った」など、小さなことでも記録してみるのです。
困っている人を見かけたら、ためらわずに手を差し伸べましょう。「よい行い」をするには勇気が必要ですが、勇気を出して積み重ねていけば、一人ひとりの人生はすばらしいものになります。そして一人ひとりの「よい行い」が、世の中をよりよくしていく力になるのです。
「心のノート」を書き続けていくことによって、きっと「新しい自分」を発見できることでしょう。
『ニューモラル』392号,『366日』4月1日