「特別の教科 道徳」がスタート。今まで以上に充実した授業実践が求められています。
教育の立場からは「明治天皇の大業」としては「教育勅語」を取り上げたいところだが、それについては、私は別のところでも触れているので、今回は明治天皇によって始められた「巡幸」に関して子供たちに知らせる意義を述べておきたい。
明治時代は明治天皇の御代、明治天皇の時代だと言っても過言ではない。それほどに明治天皇のご存在、お力は大きい。その全容を伝えることなど到底できるものではない。そこで、「道徳」の授業では、せめてこれだけはと絞りに絞って扱う他はない。それでも2回になる。
先日、道徳の教科化について扱ったTV番組を見た。その中で「お母さんのせいきゅう書」を用いて家族愛について取り上げている場面があった。
この教材は、前回同様に「いじめ問題」を扱っている。教室内で起こった小さなからかいがエスカレートしていく中で葛藤する主人公が描かれている。
先生方には、子供たちとの対話を通して道徳科の授業を楽しんでもらいたい。きっと、教師としての授業づくりの醍醐味や新たなやりがいを見つけられると思う。
本来的なPDCAサイクルを実現するためにも、まずはDCAPサイクルを念頭に置きたい。教育では「失敗体験」から学ぶものも多い。失敗を怖れず、積極的で果敢に挑戦する道徳授業を期待したい。
7月の上旬、学校近くの道路で水道管の取り替え工事がありました。6年生は、校外学習の帰り道に、迂回して学校に戻ることになりました。その時、子供たちは「こんなに暑いのに遠回りかよ」と口々に言いながら…