経済人・企業人の活動

ビジネス講演会を開催

会場に52名が参集(web参加は32名)

 

 令和2年9月5日、日本植生㈱本社(岡山県津山市)において、津山モラロジー事務所と一般社団法人日本道経会 岡山支部の共催で、道経一体ビジネス講演会を開催。52名が参加したほか、32名がwebを通して視聴しました。
 当日は、極地建築家の村上祐資氏(神奈川互敬塾)を講師に迎え、「多様化する人財の力の集結によるコロナ後の組織的経営の在り方とは~極地に挑んだからこそ見えてきたリーダーシップ論~」をテーマにご講演いただきました。

 

村上祐資講師

 

 村上氏は、2008年に第50次日本南極地域観測隊に越冬隊員として参加。そのほかアメリカ・ユタ州ウェイネ砂漠のMDRS(Mars Desert Research Station:火星砂漠研究基地)および北極圏デヴォン基地のFMARS(Flashline Mars Arctic Research Station:フラッシュライン火星北極調査基地)などにおいて長期実験生活を副隊長・隊長を務められました。
 そうした経験をもとに、現在、人間が生きることと建築の関わりをテーマに、ワークショップや講演、ラジオパーソナリティ、教育・執筆活動など、多岐にわたって行われています。
 極地での手段活動の中で、人間の組織的な行動は、さまざまなストレスの中で変化していくといい、その中でリーダーとして組織をまとめて円滑に仕事を回していく心づかいは、今後のコロナ禍で複雑化する組織経営においても非常に参考になるものであり、参加者一同、充実した学びを得ることができました。

 

組織経営について学習

 

九州 経営者クラブ懇談会を開催

九州の経営者を中心に約90名が参加

 

岩田英志・熊本モラロジービジネスクラブ代表による挨拶

 

 令和2年1月22日、ANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイ(熊本市中央区)において、九州の経営者クラブ懇談会を開催。約90名が参加し、道徳的経営による人づくりについての講義や企業での『モラルBIZ』研修導入の事例発表などを行いました。
 また新刊の『道経一体経営原論』を紹介。多くの方の手に取っていただきました。
 道徳的経営の意義や役割についての関心の高さがうかがえる懇談会となりました。

 

令和元年以前の取り組み

令和元年以前の取り組み

道経一体経営セミナーを山形県で開催

永冶達彦講師

 

 令和元年12月14日、山形県モラロジー協議会(佐藤晏弘(やすひろ)会長・佐藤衣類店代表)は、山形モラロジービジネスクラブ(岡田正昭会長・㈲オカダデザイン社長)との共催で、道経一体経営セミナー(「山形道経塾」公開講座)を開催しました。今回は、次期山形県協議会会長の戸田正宏氏(㈲戸田屋会長)を開催責任者に、山形グランドホテル(山形市)において県内の経営者など24名が参集しました。

 

 初めに、岡田氏が、「山形道経塾は例会を30年続けてきたが、今回は一般にも門戸を開き、山形県協議会と共催した。道経と経済を両輪とする経営を半日かけてしっかり学びたい」と挨拶。続くセミナーでは、講師を務めた企業センターの永冶達彦センター長、藤井大拙副センター長が、テキスト『徳づくりの経営』の1章から3章までを講義しました。前山形県知事の齋藤弘氏の参加もあり、一同は熱心に耳を傾け、時折深く頷く場面もありました。講義終了後には懇親会も開かれ、講師と胸襟を開いた会話も弾み、終始活気あふれるセミナーとなりました。

 

下関で道経一体経営セミナーを開催

原孝司講師

 

 令和元年11月24日、下関モラロジー事務所主催で道経一体経営セミナーを開催。海峡メッセ下関(山口県下関市)に企業経営者など35名が参集しました。
 原孝司講師(経営研究所ワンナップ 代表、モラロジー・ビジネス・インストラクター)が、「道経一体と品性資本の経営」「顧客づくり・モノづくりと致富の経営」などについて、いくつかの企業の例を挙げながら講義を進めました。
 今後は、近隣のモラロジー事務所とコラボレーションをすることを視野に入れながら展開する予定です。

 

三方善研究会を開催

三方善研究会代表幹事・関根光夫氏の挨拶

 

田原道夫講師(左)と永冶達彦講師

 

 令和元年11月20日、日本道経会東京支部主催で三方善研究会を開催。麗澤大学東京研究センター(東京都新宿区)を会場に、41名が参加しました。
 三方善研究会代表幹事・関根光夫氏(㈱ハートランド 代表取締役社長)の挨拶に続き、田原道夫講師(㈱ソフテック会長、モラロジー・ビジネス・インストラクター)、永冶達彦講師(企業センター長)が「三方善」の経営について講義。そのほか、令和2年2月に刊行を予定している新テキスト『道経一体経営言論――廣池千九郎の経営論とその現代的展開』の内容のポイントを紹介しました。

 

道経一体セミナーを熊本県で開催

藤井大拙講師(企業センター副センター長)

 

約60名の参加者が参集

 

令和元年6月18日、道経一体経営セミナーを熊本モラロジービジネスクラブ(岩田英志会長・岩田コーポレーション社長)主催で、開催。会場のANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイ(熊本市中央区)に、県内の経営者など約60名が参集。

 

はじめに岩田会長が、「企業では利益追求だけではなく、一緒に仕事がしたいと思える人づくりが重要。セミナーを通じて新しい気づきが生まれることを期待します」と挨拶。

セミナーでは、企業センターの藤井副センター長が講師を務め、「事業の継続と発展には道徳が必要であり、利益は人づくりの過程で得られる」と、道経一体の経営を開設しました。

 

日本道経会設立20周年記念・全国通常総会開催

佐藤進会長が議長となり、議事を進行

 

令和元年5月23日、ザ・リッツ・カールトン大阪において、日本道経会設立20周年記念全国通常総会を開催いたしました。

午後1時から始まった総会は、本人出席179社、委任状出席360社・計539社で会員総数の37.5%の出席で会は成立し、議長に佐藤進会長が就任し、議事に入りました。上程された議案は、全て原案通りに可決され、総会は閉会しました。

その後、日本道経会設立時より役員を、また平成22年度から8年間にわたり会長を務め、現在は相談役の田原道夫氏に、佐藤会長より「感謝状」が授与されました。

また、創業周年記念の表彰企業を代表して、創業150年を迎えられた大阪の㈱宇治園様に「表彰状」が授与され、中村 剛・㈱宇治園会長から、記念スピーチをいただきました。

その後、橋本五郎・読売新聞東京本社特別編集委員より「真のリーダーとは何か?」と題してご講演いただきました。参加者は300名を超え、会場はほぼ満席となりました。

講演は、戦後の激動した政治の世界の話にはじまり、後半はお母様のお話となりました。お母様から受けた「何事にも全力で」「いつも謙虚であれ」「自分より優れた人から学べ」という3つの教えは、今もしっかり橋本氏の脳裏に焼き付いているそうです。今の政治家に最も必要な資質は、「公の為に尽くすこと」と述べ、講演を締め括られました。

橋本五郎氏による記念講演「真のリーダーとは何か?」

真剣なまなざしで講演に聞き入る参加者

その後、会場を移動して「懇親パーティ」。冒頭に、スライドで日本道経会設立20年を振り返り、続いて日本道経会が製作費の一部を助成して完成した道経一体経営セミナー導入用DVD「道経一体の経営で末弘がりの永続企業をつくる」が上映されました。

そして祇園甲部・桝梅による舞が披露され、廣池幹堂名誉会長の祝辞の後、新井副会長の乾杯の発声で、パーティが開始。プリンセスmayaの美声で盛り上がり、ベリーダンスショーで会場は熱気に包まれました。参加者は、それぞれ懇親を深めました。

生田副会長の中締めの後に、林章浩・互敬塾塾長以下、大阪互敬塾の皆様が令和元年11月8日(金)に大阪市中央公会堂で開催される「互敬塾全国大会 in 大阪」のPRを兼ねて大阪締めで会は締められました。

日本道経会設立20周年に相応しい、「記憶に残る」全国総会となりました。

(一般社団法人 日本道経会)

 

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