道徳教育研究会

いろいろな角度から道徳を考える――千葉県柏会場

 8月9日、麗澤大学において道徳教育研究会を開催。参加者105名のうち92名が現職の教員でした。
 まず、柏市立名戸ヶ谷小学校主幹教諭・小泉洋彦氏が、「学びに向かう力・人間性等を涵養するための道徳科における指導方法の工夫」のタイトルで、実際に取り組んでいる研究を実践発表。その後、流山市立おおたかの森中学校教諭・林智子氏の模擬授業「裏庭でのできごと」が、参加された方々を対象に役割演技を取り入れて展開されました。参加された先生方が、生徒側になり、とても良い体験ができたという感想が見られました。
 パネルディスカッションでは「これからの道徳教育における教師のあり方」をテーマに、青木靖講師(モラロジー研究所教育者講師)をコーディネータに、江島顕一・麗澤大学准教授、秋元誠道・麗澤中学校教諭、笠井善亮・流山市立おおたかの森小学校校長、小泉洋彦・柏市立名戸ヶ谷小学校主幹教諭をパネリストに行われました。会場の先生方からは、「パネリストの実践や提言を聞いて、とても勉強になり、また考える良い機会となった」との声が聞かれました。会場からも意見を募り、全体的に熱気に満ちた研究会となりました。

 

【参加者の感想】
・様々な立場の方から実践例を学ぶことができ、また実践発表、模擬授業、パネルディスカッションといういろいろな角度から学ぶことができた。道徳はまだまだ奥深く学び続けることが必要だと強く感じた。

 

・道徳案だけではなく、教育観、教員感についても考えることができた。模擬授業で実践的で、細かい、技術なども含め学びの多いものであった。

 

・模擬授業によって、児童の目線と教員の目線、両方から授業について学べた。また、新指導要領と道徳とのつながりを構造的にわかりやすく学ぶことができた。

 

・パネルディスカッションは、今後の道徳を実践していく教師としての在り方として一つの指針となった。

 

実践発表:小泉洋彦教諭

 

模擬授業:林智子教諭

 

パネルディスカッション

 

会場からもたくさんの問題提起がありました

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