参加者の9割強が現職の教員――愛知県江南会場
8月1日、すいとぴあ江南(愛知県江南市)において、道徳教育研究会を開催(後援:文部科学省、愛知県教育委員会、江南市、江南市教育委員会)。現職の学校教員など約140名の参加者を迎え、道徳授業の教材や進め方、評価方法などについて学びました。
高田和明氏(江南市小中学校長会会長)は、スライドで海外の教育事情を紹介しながら日本の教育の課題を指摘。「教育の問題は一国の将来を左右する。地域の宝を育てていることを自覚しながら、自信をもって取り組みましょう」と参加者に呼びかけました。
続いて登壇した河合宣昌氏(岐阜県聖徳学院大学非常勤講師)は、道徳の授業における学びのポイントについて講義。「道徳の授業は、良い行為を育てる時間ではなく、心を育てる時間であり、自分の考えがどのように変わったかを気付かせることが重要です」と説きました。

参加者140名のほぼ全員が現職教員

河合宣昌講師