令和2年 年賀の集いを開催(柏・瑞浪)

 令和2年1月5日(日)、廣池千九郎記念講堂において新春恒例の「年賀の集い」を開催。午前3回制で行い、全国より約1,300名が参集しました。

 

 国歌斉唱に続いて廣池幹堂理事長が登壇。年賀の挨拶を行いました。

 

「昨年の5月1日に令和へ移行し、新天皇が即位されました。即位の礼には世界中からVIPが集まり、古き伝統を守り続けている日本を賞賛したことは記憶に新しいところです。その日本をつぶさに見渡した時、問題点が無いわけではありません。その一つに、『教育』があります。学校や家庭において、日本が昔から大切にしてきた伝統文化がないがしろにされていることはとても残念なことです。今、あらためて、そうしたことを子供たちに教え、伝える時が来ているのではないでしょうか。家庭や学校における教育の立て直しを図っていきたいものです」
と会場に問いかけました。

 

 昼食を挟み、午後からは同会場で井出 元 講師(廣池千九郎記念館館長)による記念講話「廣池千英先生に継承された廣池千九郎博士の遺志④」が行われました。

 

 また廣池千九郎記念館では、「廣池半六『浄土往生記』」を特別展示。さらに廣池千九郎筆「題父之肖像」(昭和12年)も併せて展示され、多くの見学者でにぎわいました。特別展示期間は、1月26日(日)までの予定です。

 

 なお、1月9日(木)には、中日本生涯学習センター(岐阜県瑞浪市)においても、年賀の集いを開催いたしました。

 

廣池幹堂理事長

 

好天に恵まれる中、1,300名が参加

 

井出 元 講師による記念講話

 

新春特別展示「廣池半六『浄土往生記』」

 

廣池幹堂理事長による年頭の挨拶(中日本センター)

 

落ち着いた雰囲気の中、琴と尺八の演奏や抹茶のサービスも(中日本センター)