令和元年8月22日~25日、柏生涯学習センターにおいて、第43回全国学生モラロジー研究会を開催。モラロジーを学ぶ大学生が企画・運営を行う本セミナーは、今回は「奏でよう beautiful harmony 『令和』」をテーマに61名が参加しました。
体育館にて。スポーツで交流!
1日目には、水野次郎講師(キャリアコンサルタント・モラロジー研究所学校教育センター)による「何のために学び、働くのか」というキャリア教育についての講話。仕事は「世の中に新しい価値を創造していくこと」、「将来出会う誰かのために、今をひたむきに生きる」ことが学びつづけられる原動力であることを大学生へ送り届けました。
夜は、学生企画でチーム対抗で、限られた情報を手立てに、惑わされず、交渉を重ねて、お金をつくっていくゲームを行い、お互いに知恵を出し合い成果をあげていく体験をしました。
2日目の柿崎ゆうじ講師(映画監督)の講演の際には、短編映画『特攻志願』『さつまおごじょ』を鑑賞しました。学生たちは、大東亜戦争末期の特攻隊を描いた『特攻志願』の内容が事実だと知り、鑑賞後、大きな衝撃を受けたという感想が見られました。
3日目には井上和彦講師(ジャーナリスト・モラロジー研究所特任教授)による第一次世界大戦の頃の日本とポーランドの魂の交流について、講演いただきました。日露戦争での ポーランド人の活躍。その後、ロシアから独立を果たしたものの、帰国できなくなった孤児が発生し、その受け入れを決定し、人道的支援をした日本。孤児たちが歌った日本の国歌君が代が、第二次世界大戦から現在までポーランドと日本を繋いできた隠れた歴史秘話――どれも学校や教科書では 学ぶことができない貴重なお話でした。
その日の夕食はキャンパスプラザにおいて、BBQ。仲間同士お互いに意見を交わし合い、大いに盛り上がりました。
三泊四日の日程の中で、青年たちは貴重な講義や仲間との交流を通して、人生の意味や先人先輩への恩、世界と日本、自分と社会のつながりなどについて、考えを深めました。
2日目の講演:柿崎ゆうじ講師
3日目の講演:井上和彦講師
BBQで盛り上がりました
再会を期して
中央芝生に全員集合!